AionLabs: Aion-2.0 対 Cohere: Command R7B (12-2024)
api14カタログの最新のUSD料金と機能をもとに、AionLabs: Aion-2.0($2.80 / 100万トークン)とCohere: Command R7B (12-2024)($0.13 / 100万トークン)を並べて比較します。どちらも同じOpenAI互換APIで動作します。
仕様
| AionLabs: Aion-2.0 | Cohere: Command R7B (12-2024) | |
|---|---|---|
| プロバイダー | AionLabs | Cohere |
| 入力 | $2.80 / 100万トークン | $0.13 / 100万トークン |
| 出力 | $5.60 / 100万トークン | $0.52 / 100万トークン |
| キャッシュ読み取り | $0.70 / 100万トークン | - |
| コンテキストウィンドウ | 131,072 | 128,000 |
| 最大出力 | 32,768 | 4,000 |
| 入力 | text | text |
| 出力 | text | text |
| ツール呼び出し | ||
| 構造化出力 | ||
| 推論の調整 | ||
| 追加日 | 2026/02/23 | 2024/12/14 |
主な違い
- Cohere: Command R7B (12-2024)は入力トークンが95%安くなっています。
- Cohere: Command R7B (12-2024)は出力トークンが91%安くなっています。
- ツール呼び出しに対応しているのはAionLabs: Aion-2.0だけです。
- 構造化JSON出力に対応しているのはCohere: Command R7B (12-2024)だけです。
- 推論の強度の調整に対応しているのはAionLabs: Aion-2.0だけです。
- 入力1,000トークン・出力500トークンのリクエストの費用は、AionLabs: Aion-2.0で$0.00560、Cohere: Command R7B (12-2024)で$0.000394です。
詳しく見る
AionLabs: Aion-2.0 は AionLabs のテキストモデルで、2026-02-23 にリリースされました。Cohere: Command R7B (12-2024) は Cohere のテキストモデルで、2024-12-14 にリリースされました。どちらも api14 上で text-in, text-out のチャットモデルとして提供されているため、画像も音声も受け付けず、テキスト以外は出力しません。名前を見れば必要なことのほとんどが一目で分かります。一方は小規模なラボによる第2世代モデルで、もう一方は Cohere の Command R ファミリーのコンパクトなメンバーです。
コンテキストでは両者は近接しています。Aion-2.0 のコンテキストウィンドウは 131072 トークン、Command R7B は 128000 で、定性的な比較ではこの差は意味がないものとして扱われるため、コンテキスト長だけで両者を選ぶべきではありません。本当に差が出るのは、API に何をさせられるかという点です。Aion-2.0 はこのペアで唯一ツール呼び出しと推論をサポートし、tools、tool_choice、reasoning、include_reasoning のパラメータを公開しています。Command R7B は唯一、構造化出力を独立した機能としてサポートしています。どちらも response_format、temperature、top_p、max_tokens を受け付けますが、それ以外ではパラメータ群が分かれます。Aion-2.0 は推論制御を追加し、Command R7B は frequency_penalty、presence_penalty、seed、stop、top_k を追加します。Command R7B は入力と出力の両方で安いため、トークンあたりのコストが決め手ならこちらが勝ちます。
実務では、タスクが関数や外部ツールの呼び出しを含む場合、あるいはモデルに答える前に問題を推論させ、その推論を検査または誘導するつもりなら Aion-2.0 を選んでください。エージェント的なループ、複数ステップのツール使用、明示的な思考フェーズが役立つ問題によく合います。出力を自分で管理するスキーマに準拠させたい場合、構造化出力がその領域なので Command R7B を選んでください。また seed、top_k、ペナルティ系パラメータによる細かいサンプリング制御で、再現可能または慎重に調整した生成を行いたい場合にも適しています。入力と出力の両方で安いため、コストを抑えたい大量の単純なテキスト生成にも妥当なデフォルトです。
どちらのモデルも api14 経由の呼び出し方は同じです。ゲートウェイが OpenAI 互換 API を公開しているためです。クライアントを api14 のベース URL に向け、いつもの chat completions リクエストを送り、model フィールドを "aion-labs/aion-2.0" または "cohere/command-r7b-12-2024" に設定します。リクエストボディのその他は、既存のコードが書いているままです。両者の切り替えはその model id の1行変更で済むため、比較ページから推測するのではなく、自分のワークロードに対して両方を安価にベンチマークできます。ただしパラメータは完全に互換ではない点に注意してください。Command R7B に reasoning や tools を送ったり、Aion-2.0 に structured_outputs を送ったりすると、リクエストはもう一方のモデルでの動作とは異なります。
安いモデルのほうが、推論が好みであっても依然として良い選択となる明確なケースが1つあります。パイプラインが厳密な出力スキーマに依存しているなら、Command R7B の構造化出力サポートは Aion-2.0 の推論よりも重要であり、推論パスのコストを払わずに望む信頼性を得られることがよくあります。逆に、タスクがスキーマ要件のない単純なツール呼び出しループなら、ツールをサポートするのはこのペアでは Aion-2.0 だけなので、価格に関係なく選択は決まります。
文字列1つで切り替え
どちらのモデルも同じエンドポイントとリクエスト形式を使います。modelの値を"aion-labs/aion-2.0"から"cohere/command-r7b-12-2024"に変えるだけで、プロンプト、ストリーミング、ツールはそのまま動きます。
import OpenAI from "openai";
const client = new OpenAI({
baseURL: "https://api14.com/api/v1",
apiKey: process.env.API14_API_KEY,
});
const result = await client.chat.completions.create({
"model": "cohere/command-r7b-12-2024",
"messages": [
{
"role": "user",
"content": "Explain vector databases in two sentences."
}
]
});
console.log(result.choices[0].message.content);
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