OpenAI: GPT-6 Luna Decisions は OpenAI の decisions モデルで、モデル id は openai/gpt-6-luna-decisions として登録されています。Upstage: Solar Decide は Upstage の decisions モデルで、upstage/solar-decide として登録されています。どちらも同じカテゴリに属するため、ラベル上はどちらも汎用チャットモデルでもコードモデルでもありません。これらは出力モダリティとして decisions を返すように作られているため、自由形式の文章ではなく、選択、判定、分類が返ってくると想定してください。プロバイダーのリリース日は近く、Solar Decide は 2026-09-28、GPT-6 Luna Decisions は 2026-10-06 に登録されています。
最も明確な違いはコンテキストと入力です。GPT-6 Luna Decisions はテキストと画像の入力を受け付け、コンテキストウィンドウは 1,050,000 トークンです。Solar Decide はテキストのみを受け付け、524,288 トークンです。したがって OpenAI のモデルの方がコンテキストは約 2 倍大きく、2 つのうち画像を見られるのはこちらだけです。どちらも decisions を出力し、比較データにはツール使用、構造化出力、推論サポートの違いは記録されていないため、ここではどちらかの利点としてではなく、意味のある違いではないものとして扱ってください。価格では、Solar Decide の方が入力の選択肢として安く、出力価格はほぼ同じか、意味のある違いはありません。
実務では、GPT-6 Luna Decisions を選ぶのは、判断が大量の資料に依存する場合です。たとえば長い契約書、文書リポジトリ全体、一度に判定したい長いスレッドなどで、証拠の一部がスクリーンショット、スキャンしたフォーム、図である場合です。Solar Decide を選ぶのは、入力がテキストで、コンテキストがそのウィンドウに余裕をもって収まり、入力コストが重要な場合です。入力側が安いためです。タスクが短いテキスト分類や数千トークン程度のルーティング判断であれば、Solar Decide で対応でき、より大きなウィンドウに払う価値はありません。
どちらのモデルも api14 経由で呼び出す方法は同じです。API が OpenAI 互換だからです。既存のクライアントを api14 に向け、通常の chat completions 形式でリクエストを送り、model フィールドを使いたい id に設定します。切り替えは 1 行の変更です。OpenAI のモデルには openai/gpt-6-luna-decisions を、Upstage のモデルには upstage/solar-decide を使います。リクエスト内の他のものを変更する必要はありません。また、どちらのモデルも対応パラメータを記載していないため、ペイロードはシンプルに保ち、提供されていない調整用のつまみを想定しないでください。
OpenAI のモデルの方が大きいにもかかわらず、Solar Decide の方が依然として良い選択である場合があります。入力がテキストのみで、コンテキストが 524,288 トークン以内に収まり、入力費用が気になる場合、入力側が安い方が、実際には使わない能力を犠牲にすることなくコストで勝ります。逆もまた成り立ちます。入力に画像が含まれる場合、Solar Decide はそれを受け取れないため、2 つのうち GPT-6 Luna Decisions が唯一の選択肢です。